優良な住宅ストック形成と活用保進住宅市場の活性化

これまでの「住宅をつくっては壊す」社会から「いいものを作って、きちんと手入れをして、長く大切に使う」社会へと移行するため、長期優良住宅化リフォームの取り組みや、地域の良質な木造住宅の生産体制の強化、住宅・建築物の環境対策への支援を行うとともに、良質な住宅ストックが円滑に住宅市場に流通するよう、インスペクションの活用等による住宅市場環境の設備等を促進する。

① 既存住宅ストックの長期優良化の取り組み

【長期優良住宅化リフォーム推進事業】 【インスペクションの活用による住宅市場活性化事業】
既存住宅ストックの長寿命化に資するリフォームの先進的な取組みを支援するとともに、リフォームや売買の際に行われるインスペクションについて、インスペクション技術の開発・高度化やその結果の蓄積・活用を支援することにより、中古住宅流通・リフォーム市場の活性化を図る。

②地域の良質な木造住宅の生産体制の強化

【地域型住宅グリーン化事業】
地域における木造住宅の生産体制を強化し、環境負荷の低減を図るため、資材供給、設計、施工などの連携体制による、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅の設備に対して支援する。

③住宅・建築物の環境対策の推進

【省エネ住宅・建築物の設備に向けた体制整備】
【環境・ストック活用推進事業】
2020年までに新築住宅・建築物について省エネルギー基準への適合を長期的に義務化するための環境を整備する必要があること等を踏まえ、設計・施工等に関わる事業者への周知活動・普及促進や評価・審査体制整備等の環境整備を図るとともに、既存の建築物の省エネ改修等に対して支援を行う。 また、住宅・建築物の省エネルギー・省CO2対策、健康、災害対策、木造・木質化など、総合的な観点からサステイナブルな社会の形成を目指す住宅・建築物のリーディングプロジェクトに対して支援を行う。

④住宅記入支援機構による中古住宅取得・リフォームの支援等

【優良住宅整備保身等事業費補助】
中古住宅・リフォーム市場の活性化等のため、住宅金融支援機構のフラット35において、リフォームを含めた中古住宅の取得費用に対する融資を実施するとともに、住宅融資保険事業により、民間金融機関による住宅取得資金に関わるリバースモーゲージ型住宅ローンの供給を支援する。 また、優良な住宅の取得を支援するため、フラット35において、耐震性・省エネ性等に優れた住宅に対する金利引き下げ措置(フラット35S)を引き続き実施する。

⑤住宅資産の活用保身のための相談体制の設備

【住宅資産活用推進事業】
高齢者等が保有する住宅資産の活用を保身し、子育て世帯や高齢者世帯等のライフステージに応じた住み替えを円滑化するために、住宅資産の活用について助言する専門家の育成及び相談体制の整備を支援する。

⑥海外展開に向けた建築基準の普及促進

【新興国に対する我が国建築基準の普及促進事業】
日本の建築基準の海外での普及を進め、我が国建築関連事業の海外展開を支援するため、官民連携の下、新興国政府職員等への見学会・セミナー・ワークショップ等を企画し開催するにあたり、民間事業者への支援を行う。

⑦すまい給付金の取扱い


消費税の引き上げが行われた場合の住宅取得に係る給付措置の取扱いについては、予算編成過程で検討する。